2025年10月03日

サンパック本社紙器工場では、印刷製版工程において従来使用していた現像処理が必要な有処理版から、無処理版への移行を完了し、環境対応型の製版システムを確立いたしました。
長年にわたり高品質な印刷サービスの提供に尽力してまいりましたが、近年は環境保護や生産効率向上に対する社会的要請が高まっています。その中で、製版工程における薬品処理を必要とする有処理版から、現像工程を要しない無処理版への切り替えを進めてまいりました。
現像工程を省略することで、水道光熱費や現像液、廃液処理が不要となり、化学薬品使用量をゼロにすることでコストを削減し、環境負荷を低減します。
また、刷版後すぐに印刷工程へ進むため工程短縮による効率化、生産性の向上を図ることが可能となります。
当社は、今回の完全移行を契機に、さらに環境に配慮した取り組みを活性化させ、お客様により安心してご利用いただける製品をお届けするとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
